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犬の頚部椎間板ヘルニアのMRI検査→手術(ベントラルスロット術)その1

2021/1/21(木)

市外の先生からのご紹介で四肢麻痺で立てないダックスちゃんが来院されました。MRI検査の結果、第4-5頚椎間の椎間板ヘルニアと診断、手術となりました。→その2へ続く

イヌの膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術(整形外科)

2021/1/19(火)

小型犬にはとても多い病気です。膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています。手術方法は症状の程度や重症度(グレード)を総合的に判断して、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション他)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。症例にあわせて複数ある手術方法を適切に組み合わせるのが大切です。今回のワンちゃんも元気に走れるようになりました。よかったね。

犬の膀胱結石の手術(泌尿器外科)

2021/1/17(日)

血尿・頻尿の症状で来院されました。レントゲン・エコー検査にて、膀胱内に結石を認め、手術による摘出となりました。無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。

犬の脳腫瘍疑いのMRI 検査

2021/1/15(金)

癲癇様発作の精密検査で来院されました。MRI検査にて右大脳腹側に最大径14mmの境界不明瞭な造影増強効果のない孤立性腫瘤を認めました。脳腫瘍、特に神経膠腫が疑われ、お薬での治療となりました。

大腿骨頭の無菌性壊死(レッグ・カルベ・ペルテス病)のレントゲン検査(整形外科)

2021/1/13(水)

1歳未満の小型犬に多い病気です。成長期に 大腿骨頭の血流が悪くなり壊死してしまう病気で、骨が変形して関節炎を起こします。これによって痛みが生じ、悪い方の後肢を上げがちになり、症状が進むと腿の筋肉が萎縮して3本足で歩行するようになります。痛みや跛行のあるものでは手術による早期治療が回復を早めるために重要です。今回の子のレントゲンでは左大腿骨頭の一部の透過性が亢進し(黄丸)、左後肢の筋肉が萎縮しています(矢印)。その後無事手術を終了し元気に歩けるようになりました。良かったね。

短頭犬の外鼻孔狭窄の手術(呼吸器外科)

2021/1/11(月)

フレンチ・ブルドッグやパグなどの短頭種で、鼻の穴が狭いために鼻呼吸が上手にできない子がいます。これは代償不全症状のない、なるべく早期(1歳以下)に外鼻孔狭窄および軟口蓋過長の整復手術を行うことで劇的に改善できます。そのため当院では、短頭種の場合は子犬のうちにお話をさせていただき、希望される場合には生後6ヶ月の不妊・去勢手術の時に同時に整復手術を行っています。毎年多くの子が希望され、うけられる手術です。その後の一生の呼吸状態を楽にしてあげることのできる大変良い手術と考えます。今回の子もスムーズに呼吸できるようになりました。よかったね。

イヌの胆嚢ー十二指腸吻合の手術(消化器外科)

2021/1/9(土)

ワンちゃんが嘔吐の症状で来院されました。血液検査で総ビリルビン、CRPの顕著な上昇を認め、画像検査からも胆管閉塞が疑われたため緊急手術となりました。胆管開口部付近の十二指腸も10cmほどの範囲で硬結が強く、胆管の疎通も出来なかったため胆嚢ー十二指腸吻合となりました。翌日から総ビリルビンの数値は順調に下がり、術後1週間で正常値となったため退院となりました。現在3年経過していますが元気にしています。良かったね。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2021/1/9(土)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

イヌの胸腰部椎間板ヘルニア MRI検査からの手術<その2>

2021/1/7(木)

手術の様子です。自家骨髄細胞移植も併用し、その後順調に回復、元気に歩けるようになりました。よかったね。

イヌの胸腰部椎間板ヘルニア MRI検査からの手術<その1>

2021/1/5(火)

ダックスちゃんが両後肢麻痺グレード5で来院されました。即日MRI検査で第13胸椎ー第1腰椎間椎間板ヘルニア・左側優位な圧迫と診断し手術となりました。→<その2>へ続く

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