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猫の尿路閉塞における会陰尿道瘻形成手術(泌尿器外科)

2020/10/30(金)

オス猫さんで多い尿道閉塞に対する手術です。尿道閉塞は緊急的にはカテーテルで解除しますが、繰り返す場合に恒久的な解除方法としての手術をおすすめしています。古くから行われている尿道粘膜と皮膚を直接縫合するWilson法と、包皮粘膜を利用して尿道と粘膜を縫合する方法があります。前者の術式の場合、術後の合併症である造瘻部狭窄を起こすことがまれにあるため、それを防ぐためにあみ出されたのが後者の術式です。後者の術式はさらに現在3種類の方法に分かれますが、実際にやってみますとそれぞれに長所短所があります。最近は写真の術式を採用させていただいています。今回の猫さんも無事終了し退院後も順調に排尿するようになりました。よかったね。

ゴム製の異物による腸閉塞の手術(消化器外科)

2020/10/28(水)

ワンちゃんが嘔吐・食欲不振の症状で来院されました。エコー検査で小腸に異物を確認、すぐ手術で摘出となりました。おもちゃのパーツでした。その後無事元気に退院しました。良かったね。

犬の鼠径ヘルニア整復手術 (外科)

2020/10/26(月)

ダックスちゃんがお腹の腫れで来院されました。エコー検査の結果、鼠径部(内股)のヘルニア(脱出)で、内容物は子宮でした(解剖学的にも子宮円索の関係で子宮が出ることは結構多いです)。卵巣子宮摘出手術と同時に両側のヘルニア孔を閉鎖し、手術を終えました。無事元気に退院しました。よかったね。

イヌの上腕骨遠位成長板骨折の整復手術(整形外科)

2020/10/24(土)

トイプードルちゃんが左手の跛行で来院されました。レントゲン検査にて上腕骨遠位成長板骨折(salter-harrisⅣ)を認め手術となりました。その後骨癒合を確認ののち、インプラントの除去も終わり無事元気に走れるようになりました。良かったね。

犬の会陰ヘルニアの整復手術(外科)

2020/10/22(木)

5~6歳以上の去勢手術をしていないオス犬に多い病気ですが、メス犬や去勢した犬に起こることもあります。お尻の筋肉が萎縮した結果、筋肉の隙間から直腸や膀胱が皮膚の下にとびでてしまいます。これにより便が出にくくなったり膀胱炎になったりします。手術をすることで機能回復および今後の致死的な状況を回避することができます。当院では去勢手術→結腸固定→前立腺固定→骨盤隔膜構成筋の縫縮→内閉鎖筋フラップ→浅臀筋フラップの順で通常腹側・臀部左右両側同時に行います。また老化以外に、筋肉が萎縮する原因があったり、腹圧がかかる原因があったりする場合も多いので、再発防止のためそれらの診断・治療も重要です。今回のワンちゃんも無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。

イヌの腰部椎間板ヘルニア MRI検査からの手術<その2>

2020/10/20(火)

手術の様子です。骨髄移植も併用し、その後順調に回復、元気に歩けるようになりました。よかったね。

イヌの腰部椎間板ヘルニア MRI検査からの手術<その1>

2020/10/18(日)

パピヨンちゃんが両後肢麻痺グレード5で来院されました。即日MRI検査で第1-2腰椎間椎間板ヘルニア・右側圧迫と診断し手術となりました。→<その2>へ続く

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2020/10/16(金)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の脳炎のMRI検査(肉芽腫性髄膜脳脊髄炎疑い)

2020/10/14(水)

ダックスちゃんが発作の症状で来院されました。MRI検査と脳脊髄液検査の結果から、肉芽腫性髄膜脳脊髄炎の疑いが強く治療を開始しました。その後症状は落ち着いています。よかったね。

犬の胆嚢摘出の手術(外科)

2020/10/12(月)

チワワちゃんが黄疸を伴う体調不良で来院されました。エコー検査で胆嚢破裂を疑い開腹手術となりました。胆嚢摘出および漏れ出た胆嚢内容物を洗浄しました。無事元気に退院していきました。よかったね。

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