やまと動物病院 > お知らせ

イヌの胸腰部椎間板ヘルニア  MRI検査からの手術<その1>

2024/7/24(水)

ダックスちゃんが両後肢麻痺グレード5で来院されました。MRI検査で第13胸椎ー第1腰椎間椎間板ヘルニア、左側優位な圧迫と診断し即日手術となりました。→<その2>へ続く

雌犬の尿道結石の摘出手術(泌尿器外科)

2024/7/22(月)

尿道に結石が詰まって尿が出なくなり、夜間救急にかかって膀胱穿刺にて尿を抜いてもらったシュナウザーちゃんが来院されました。尿道開口部付近にて結石が詰まってカテーテルが入らない状況でした。開腹手術にて膀胱内の結石を摘出したのち、膀胱側から押し出す形で結石を摘出しました。雌犬の尿道閉塞はたまにありますが摘出に苦労するケースが多いです。犬のサイズにもよりますが子宮吊り出し鈎が良い働きをします。今回の子も無事元気に退院しました。よかったね。

犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術(整形外科)

2024/7/20(土)

小型犬にはとても多い病気です。膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています。手術方法は症状の程度や重症度(グレード)を総合的に判断して、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション他)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。症例にあわせて複数ある手術方法を適切に組み合わせるのが大切です。今回のワンちゃんも元気に走れるようになりました。よかったね。

イヌの腰部椎間板ヘルニア  MRI検査からの手術<その2>

2024/7/18(木)

手術の様子です。骨髄移植も併用しました。順調に回復し元気に歩いて退院しました。良かったね。

イヌの腰部椎間板ヘルニア  MRI検査からの手術<その1>

2024/7/16(火)

市内の先生からダックスちゃんが両後肢麻痺グレード3でご紹介がありました。MRI検査で第3‐第4腰椎間椎間板ヘルニア、左側優位な圧迫と診断し手術となりました。→<その2>へ続く

猫の腸重積の手術(消化器外科)

2024/7/14(日)

3歳の猫ちゃんが嘔吐・食欲不振の症状で来院されました。エコー検査で腸重積が疑われたためすぐに手術となりました。壊死した部分を切除し腸と腸をつなぐ手術を行いました。切除物の病理組織検査の結果は「腸管の壊死および重度の出血(腸重積)」でした。腫瘍性病変などは観察されず、その後無事元気に退院しました。良かったね。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2024/7/12(金)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の腰部椎間板ヘルニア  MRI検査からの手術<その2>

2024/7/10(水)

手術の様子です。骨髄移植も併用しました。順調に回復し元気に歩いて退院しました。良かったね。

犬の腰部椎間板ヘルニア  MRI検査からの手術<その1>

2024/7/8(月)

市外の先生からダックスちゃん両後肢麻痺グレード4でご紹介がありました。MRI検査で第1‐第2腰椎間椎間板ヘルニア、右側優位な圧迫と診断し即日手術となりました。→<その2>へ続く

BEAR Medic 白ナイロン6号 前十字靭帯断裂に対する関節外法(ラテラルスーチャー)の代用靭帯(整形外科)

2024/7/6(土)

切れてしまった前十字靭帯の代わりにモノフィラメントのナイロン糸を人工靭帯として使用しています。なるべく太い糸の方が丈夫なため好ましいのですが、以前は3号という太さが国内では一番太いサイズの糸でした。しかし数年前からベアーメディックさんで6号という太さの糸をが販売される運びとなりました。これにより以前は小型犬で2本、大型犬では4本使用していたものが半分の本数で手術を終えることができるようになり、手技の簡便化および手術時間の短縮にもつながります。結び目は分離した大腿筋膜と関節包の間に持ってくることで動物が術後気にすることもありません。

2024.7.6現在で61頭の前十字靭帯断裂のワンちゃんにこの代用靭帯を使用しましたがすべて経過良好です。最近知り合いの先生から、最大で体重何キロの子まで2本でいけるかとのご相談がありました。現在のところ最大で体重37kgのレトリバーも2本で経過良好です。

診療案内

ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。

  • 安東本院 TEL 054-246-7111 詳しくはこちら
  • 瀬名病院 TEL 054-265-6200 詳しくはこちら
  • 駒越病院 TEL 054-337-3210 詳しくはこちら
  • 静岡南 TEL 054-269-5555 詳しくはこちら
スタッフ募集

JARMeC 日本動物高度医療センター

日本動物高度医療センター
との連携について

当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。