けいれん発作が出るワンちゃんが来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。
陰部付近の腫瘍が大きくなって出血しているとのことで来院されました。外科手術で摘出しました。病理組織検査の結果は「線維腫」でした。無事元気に退院しました。よかったね。
ロッキングプレートは、スクリューとプレートをロックする特殊な構造により骨折部位を固定する比較的新しいプレートシステムです。従来のプレートシステムでは補えなかった部分の骨折や癒合不全の症例にも高い効果を発揮します。当院ではLCP、MATRIX、PAX、TAITANといったシステムを用いて、最近ではプレート手術全例にロッキングプレートを使用しています。今回の子は交通事故の柴犬ちゃんでした。術後元気に退院し、無事走れるようになりました。よかったね。
手術の様子です。その後順調に回復、手術から1週間で元気に歩いて退院しました。よかったね。
ダックスちゃんが両後肢麻痺グレード3で来院されました。即日MRI検査で第2-3腰椎間椎間板ヘルニア・右側圧迫と診断し手術となりました。→<その2>へ続く
4/29、5/3-6はグループ4病院とも休診となります。休診中は安東本院にて急患診察をしております。事前に電話予約のうえ、ご来院下さい。ご不便をお掛け致しますが、ご了承の程お願い申し上げます。
多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。今回の子はプロービングの結果、多くの歯が抜歯となりました。
小型犬にはとても多い病気です。膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています。手術方法は症状の程度や重症度(グレード)を総合的に判断して、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション他)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。症例にあわせて複数ある手術方法を適切に組み合わせるのが大切です。今回の子も普通に元気に歩けるようになりました。良かったね。
ワンちゃんが、1ヶ月前に気がついた右の腰の辺りに出来たシコリを気にして来院されました。筋膜1枚含めた外科切除で対応しました。病理組織検査の結果は「化膿性肉芽腫性皮下脂肪織炎」でした。無事元気に退院し、その後再発もありません。良かったね。
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。
当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。