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犬の腰部椎間板ヘルニア MRI検査からの手術<その2>

2018/10/10(水)

手術の様子です。骨髄移植も併用し、その後順調に回復、手術から1週間で元気に歩けるようになりました。よかったね。

犬の腰部椎間板ヘルニア MRI検査からの手術<その1>

2018/10/8(月)

ダックスちゃんが両後肢麻痺グレード4で来院されました。即日MRI検査で第12-13胸椎間椎間板ヘルニア・右側圧迫と診断し手術となりました。→<その2>へ続く

犬の癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2018/10/6(土)

以前から時折けいれん発作が出るとのことで来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。

モルモットの不正咬合の処置(エキゾチック)

2018/10/4(木)

モルモットは切歯・臼歯ともに常生歯であること、臼歯の咬合面が急勾配であることなどから歯科疾患の発生率が高いです。今回の子は不正咬合に伴う食欲不振が認められ、全身麻酔下で歯を削る処置を行いました。その後食欲も回復し元気になりました。

犬の膀胱・尿道結石の手術(外科)

2018/10/2(火)

尿が出にくい、血尿、頻尿の症状で来院されました。レントゲン検査にて、膀胱・尿道内に結石を認め、手術による摘出となりました。無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。

犬の肺癌の肺葉切除手術その2(腫瘍外科)

2018/9/30(日)

前回のレントゲン後の手術です。左肺後葉を切除し、無事元気に退院しました。病理組織検査結果は「肺腺癌」でした。以下病理診断医のコメント:肺腫瘤部では異型性を有す上皮性の腫瘍細胞が浸潤性を示しながら増殖しており、肺腺癌と診断します。切除縁上に明らかな腫瘍の増殖は認められませんが、経過に注意は必要と考えられます。

犬の肺癌の肺葉切除手術その1(腫瘍外科)

2018/9/28(金)

ワンちゃんが咳の症状で来院されました。レントゲン検査で左肺後葉にやや境界不明瞭な孤立性腫瘤を認め、また四肢の骨膜反応が認められました。年齢と画像所見から左肺後葉由来の原発性肺腫瘍および肺腫瘤に続発した肥大性骨症が強く疑われました。X線画像上、胸部および腹部に転移の徴候は認められなかったため、外科手術となりました。

犬の前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2018/9/26(水)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

犬の乳腺腫瘍の摘出手術(腫瘍外科)

2018/9/24(月)

10歳のパグちゃんが左側乳腺全体にできた腫瘍を気にされて来院されました。左側乳腺の全切除手術で対応しました。摘出後の病理組織検査の結果は、「乳管乳頭腫(4か所)/反応性リンパ節」でした。以下、病理診断医からのコメント: 切除された左乳腺は全体に乳管が嚢胞状に拡張し、各乳腺領域において、一部で乳管上皮由来の腫瘍細胞の増殖巣が認められます。腫瘍細胞の異型性は軽度で、明らかな悪性所見は認められません。

犬の会陰ヘルニアの整復手術(外科)

2018/9/22(土)

5~6歳以上の去勢手術をしていないオス犬に多い病気ですが、メス犬や去勢した犬に起こることもあります。お尻の筋肉が萎縮した結果、筋肉の隙間から直腸や膀胱が皮膚の下にとびでてしまいます。これにより便が出にくくなったり膀胱炎になったりします。手術をすることで機能回復および今後の致死的な状況を回避することができます。当院では去勢手術→結腸固定→前立腺固定→骨盤隔膜構成筋の縫縮→内閉鎖筋フラップ→浅臀筋フラップの順で、通常腹側・臀部左右両側同時に行います。また老化以外に、筋肉が萎縮する原因があったり、腹圧がかかる原因があったりする場合も多いので、再発防止のためそれらの診断・治療も重要です。今回のワンちゃんも無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。

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