ミニチュアダックスの子が首の痛みで来院されました。痛みが強く、かろうじて歩けるといった具合で、頸部疾患を疑いMRI検査を行いました。検査結果から、第3-6頚椎間の多発性椎間板ヘルニアと診断、外科手術ではなく内科治療でいけると判断し、コルセットとお薬による治療を行いました。数日で痛みもとれ、現在2ヶ月で元通り元気になりました。よかったね。
エコー検査で膀胱の位置を確認、それにより膀胱を体外に出せる最小の切開でお腹を開きます。無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。
《動画》手術の様子
しばらく前からおしっこの色が赤く、頻繁にトイレに行くとの症状で来院されました。エコー・レントゲン検査にて、膀胱内に大きな結石を認めました。療法食にて内科的に石を溶かす治療もありますが、石が大きい場合は時間がかかります。飼い主様との相談の結果、はやく症状をとってあげたいとのことで、手術による摘出となりました。
生後1か月の女の子たち。とても人懐こくかわいいです。面会もできます(要予約になります。安東本院まで、お問い合わせください)→5/3全員決まりました。ありがとうございます。
ゴールデンウィーク中は通常と診察時間が異なっております。来院時もしくはお電話にてスタッフにお尋ねください。ご不便をお掛け致しますが、ご了承の程お願い申し上げます。
3日間グッタリして元気がないというチワワちゃんが来院されました。レントゲン検査および超音波検査で胃内異物が疑われましたが吐き気は無いとのことでした。緊急手術で胃を切開したところ、きわめて多量の野菜と綿棒が胃内に充満していました。すべて取り出し数日間入院、無事元気に退院しました。よかったね。
1歳以下の若いワンちゃんに多い骨折です。成長期のまだ骨が弱い時期に、外から強い力が加わることで、膝の靭帯付着部の骨がはがれてしまう骨折です。少し違いますが、ヒトのオスグット病に似ています。変位が少なければギプスで治療します。大きくはがれている場合は、写真のようにキルシュナーワイヤーで固定します。この子もきれいに治ってすっかり普通になりました。よかったね。
翌日、手術となりました。神経根周囲の手術は通常の椎間板ヘルニアの術式(hemilaminectomy)よりも、より深いところを操作する術式(mini-hemilaminectomy)を併せた方法となるため難易度が上がります。手術も無事終わり、翌日からは痛みもなく、2週間後にはすっかり普通に戻っていました。よかったね。
歩くことはできても痛みが強く、お薬や理学療法になかなか反応しない。このような症状の場合、脊髄本体よりもそこから体の左右に伸びている神経根に対して椎間板ヘルニアが起こっている場合があります。画像のワンちゃんも歩行はできますが、注射から内服にすると痛みが出るためMRI検査となりました。検査の結果、第12-13胸椎間に右側の神経根を圧迫している椎間板ヘルニアが発見されました。
前十字靭帯断裂は比較的よく診る病気です。ワンちゃんで多く、ネコちゃんでもたまにみられます。前十字靭帯は膝の安定性に関わる重要な靭帯ですので、これがダメになると膝がグラグラになります。レントゲンによる「脛骨の前方引き出し徴候(Cranial Drawer Sign)」をみる検査で診断がつきます。
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。
当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。