そ嚢に穴が開いてしまったオカメインコさんが来院されました。さし餌の時期に外傷や熱傷で起こることが多い病気です。外から見える穴を塞ぐだけではすぐに再発しますので、全身麻酔下でそ嚢と皮膚を分離し、別々に縫合することが大切です。気管挿管をして安全に手術をします。翌日元気に退院しました。よかったね。
フェレットちゃんが元気食欲不振で来院されました。エコー検査の結果、腸閉塞を認め緊急手術となりました。摘出したものは、お化粧のスポンジ(パフ)でした。その後元気に退院しました。よかったね。<エコー動画>近年、診断精度が飛躍的に向上していますので、新しい装置であれば腸閉塞の診断はエコーのみで可能です。時間も動物の体にも負担のかかるバリウム検査は、腸閉塞の診断には必要がなくなってきています。