ワンちゃんの心不全には原因がいろいろありますが、特に多いのは僧帽弁閉鎖不全症という病気です。僧帽弁という心臓の中の弁に異常が起きることで、弁の開閉がうまくできなくなり、全身へ十分血液を送ることができなくなります。この病気は多くのワンちゃんが年をとってなる病気の1つです。この病気はレントゲン・心電図・超音波検査などで診断することができます。最近は良いお薬もたくさん開発されて、治療に対する反応も年々良くなってきています。年をとったワンちゃんで何かおかしいな、と感じたら是非検査を受けさせてあげてください。