やまと動物病院 > お知らせ

犬の眼瞼腫瘤の切除手術(眼科外科)

2020/12/5(土)

加齢に伴って、まぶたにシコリができることがあります。眼球に対して刺激になって結膜炎や痛みの症状が出る、視覚の妨げになるなどの場合には手術をおすすめします。再発のないようにイボを根っこから「楔形」や「四辺」をイメージに切り取って縫い合わせます。アイラインが確実にピッタリ合うように丁寧に縫うことが仕上がりの良し悪しを決めます。今回の子もキレイに治りました。病理組織検査の結果は「マイボーム腺上皮腫」で良性でした。良かったね。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2020/12/3(木)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

ウサギの皮膚悪性腫瘍の摘出手術(エキゾチック)

2020/12/1(火)

内股の辺りに大きな腫瘍が出来て出血するとのことで来院されました。手術にて摘出しました。病理組織検査の結果は「肉腫NOS(Not otherwise specified)」でした。腫瘍細胞の明らかな脈管浸潤像は観察されませんでしたが、今後の経過には注意が必要です。

犬の歯石除去の手術(歯科)

2020/11/29(日)

多くのワンちゃん、ネコちゃんは歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石を超音波スケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。今回の子もキレイになりました。よかったね。

イヌの胸腰部多発性椎間板ヘルニアのMRI検査

2020/11/27(金)

シュナウザーちゃんが両後肢不全麻痺グレード2の症状で来院されました。MRI検査の結果、胸部~腰部に複数の椎間板ヘルニアを認めました。高齢であること、グレード2であること、多発性であることから、飼い主様との相談の結果内科治療となりました。その後徐々に麻痺症状も改善され、日常生活では支障がないレベルまで歩行回復できました。良かったね。

犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術(整形外科)

2020/11/25(水)

小型犬にはとても多い病気です。膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています。手術方法は症状の程度や重症度(グレード)を総合的に判断して、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション他)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。症例にあわせて複数ある手術方法を適切に組み合わせるのが大切です。今回のワンちゃんも元気に走れるようになりました。よかったね。

イヌの体幹部にできた巨大脂肪腫の手術(腫瘍外科)

2020/11/23(月)

ワンちゃんが体幹部に出来た大きな腫瘍の切除希望で来院されました。無事手術で摘出できました。良性の脂肪腫ですが、今回のように大きくなることもありますので注意が必要です。

 

犬の腰部椎間板ヘルニアのMRI検査

2020/11/21(土)

ダックスちゃんが右後肢不全麻痺グレード2の症状で来院されました。MRI検査の結果、第3-第4腰椎間右側に椎間板ヘルニアを認めました。飼い主様との相談の結果、内科治療と針治療で麻痺も改善され元気に歩けるようになりました。良かったね。

犬の歯石除去の手術(歯科)

2020/11/19(木)

多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。今回の子もきれいになって退院しました。よかったね。

犬の子宮蓄膿症の手術(外科)

2020/11/17(火)

子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。今回の子も無事元気に退院できました。よかったね。

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