手術の様子です。骨髄移植も併用しました。その後順調に回復、元気に歩けるようになりました。よかったね
ダックスちゃんが両後肢麻痺グレード5で来院されました。即日MRI検査で第13胸椎-第1腰椎間椎間板ヘルニア・右側圧迫と診断し手術となりました。→<その2>へ続く
けいれん発作が出るワンちゃんが来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。
当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)
手術の様子です。骨髄移植も併用しました。その後順調に回復、元気に歩けるようになりました。よかったね。
ダックスちゃんが両後肢麻痺グレード5で来院されました。即日MRI検査で第12-13胸椎間椎間板ヘルニア・右側圧迫と診断し手術となりました。→<その2>へ続く
多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。
一般に雄ウサギはマーキングや性格上の問題から、雌ウサギは繁殖の問題や生殖器疾患が多いことから不妊手術が推奨されます。当院では6~12ヶ月齢での不妊手術をお勧めしています。手術は気管挿管をして安全に注意して行います。今回の子も無事退院していきました。
ワンちゃんが頸部椎間板ヘルニア疑いの症状でMRIを撮りました。第4-6頸椎間に椎間板ヘルニアを認めました(黄矢印)。赤丸の部分はマイクロチップによる金属アーチファクトです。観察したい部位にアーチファクトが重なってしまう場合にはマイクロチップの摘出が必要になります。頸部疾患の好発犬種では左右どちらかにややずらしてマイクロチップを挿入してもらえると摘出の必要がなくて済むかもしれません。
ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。
当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。