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イヌの乳腺腫瘍の摘出手術(腫瘍外科)

2019/4/13(土)

ワンちゃんが乳腺にできた複数のシコリを気にされて来院されました。避妊手術と同時に左側全切除手術で対応しました。摘出後の病理組織検査の結果は、「乳腺良性混合腫瘍(多発)/乳腺腺腫(複合型、多発)」でした。無事元気に退院しました。以下、病理診断医からのコメント:左乳腺では、乳腺領域では多発性に乳腺の腺上皮および筋上皮由来の腫瘍細胞の増殖巣が認められ、一部の腫瘍巣では軟骨形成を伴っています。腫瘍細胞の脈管浸潤、リンパ節浸潤は観察されず、マージンも確保されています。

犬の指間腫瘤の切除手術(外科)

2019/4/11(木)

前肢の指間にできた腫瘤を気にして舐め壊しているという主訴で来院されました。外科手術で摘出しました。病理組織検査の結果は「線維性付属器過誤腫」でした。過誤腫とは奇形腫の一種で、ある種の組織が過剰に成長した良性病変です。

犬の膀胱結石の手術(泌尿器外科)

2019/4/9(火)

血尿・頻尿の症状で来院されました。レントゲン・エコー検査にて、膀胱内に結石を認め手術による摘出となりました。複数のシュウ酸カルシウム結石を取り出しました。無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。

犬の椎間板ヘルニアのMRI検査

2019/4/7(日)

市外の先生から、ミニチュアダックスの両後肢麻痺を主訴にMRI検査のご紹介がありました。検査の結果、第12-13胸椎間に圧迫を認めました。ご紹介病院にお返しし、手術となりました。

犬の歯石除去の手術(歯科)

2019/4/5(金)

多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。

イヌの皮膚腫瘤の切除手術(外科)

2019/4/3(水)

避妊手術を希望しているミニチュアダックスちゃんが背中のシコリも気にされて来院されました。避妊手術時に同時に切除しました。病理組織検査の結果は「毛包性嚢胞」で良性病変でした。よかったね。 

イヌの乳腺腫瘍の摘出手術(腫瘍外科)

2019/4/1(月)

ミニチュアダックスちゃんが乳腺にできたシコリを気にされて来院されました。腫瘤の切除手術および卵巣子宮全摘出で対応しました。摘出後の病理組織検査の結果は、「乳腺良性混合腫瘍」でした。翌日元気に退院していきました。よかったね。

犬の歯槽膿漏の手術(歯科)

2019/3/30(土)

多くのワンちゃん、ネコちゃんは高齢になると歯周病に罹患しています。これらの治療にはきちんとした手順で歯周治療を行うことが大切です。歯石をスケーラーで落とすだけでなく、見えないところの治療であるルートプレーニング、キュレッタージ、ポリッシングといった工程が大切になります。また、抜歯が必要な歯を残すと比較的すぐに再治療が必要になることが多く、結果として負担を増やすこととなります。将来を見据えての治療が大切です。プロービングの結果、多くの歯が抜歯となりました。

ウサギの子宮腺癌の手術(エキゾチック)

2019/3/28(木)

陰部からの出血を繰り返し、元気食欲がないとのことで来院されました。エコー検査にて子宮に腫瘤を認め、手術にて摘出しました。病理組織検査の結果は両側の「子宮腺癌」でした。病理の先生から「検索範囲に脈管内や漿膜面への明らかな腫瘍の浸潤は認められませんが、経過に注意は必要と考えられます。」とのコメントでした。翌日元気に退院されました。「ウサギさんが10歳まで長生きしたらほぼ100%近く子宮の病気になる」という説があります。飼育下のウサギさんが長生きするためには早期の避妊手術が必要であると考えられます。

犬の皮下停留精巣の手術(外科)

2019/3/26(火)

精巣が陰嚢に到達せず、お腹の中や内股の皮膚の下に停留してしまった状態をこう呼びます。犬で多く認められる疾患ですが、過去にもアップしてありますが、ネコでも年間数件手術します。潜在精巣では腫瘍の発生率が高いことから早期の去勢手術が推奨されます。今回の子は鼡径部皮下に触診でも確認でき、翌日無事退院していきました。よかったね。

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