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犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術(整形外科)

2020/3/24(火)

小型犬にはとても多い病気です。膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています。手術方法は症状の程度や重症度(グレード)を総合的に判断して、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション他)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。症例にあわせて複数ある手術方法を適切に組み合わせるのが大切です。今回のワンちゃんも元気に走れるようになりました。よかったね。

犬の上腕骨骨折の手術(整形外科)

2020/3/22(日)

上腕骨折のトイプードルちゃんです。ロッキングプレートであるMatrix Mandibleストレートプレート2.5mmを8穴にカット、2.4mmロッキングスクリュー×4本で対応しました。治りも順調で元気に帰りました。よかったね。

犬の歯肉腫瘤の手術(腫瘍外科)

2020/3/20(金)

ワンちゃんが歯肉にできたシコリの診察で来院されました。切除手術を行いました。検査の結果は「線維腫性歯肉腫」でした。この腫瘍は良性ですが歯槽骨膜から発生するため、局所再発に注意が必要です。

イヌの乳腺癌の摘出手術(腫瘍外科)

2020/3/18(水)

ワンちゃんが乳腺にできた複数のシコリを気にされて来院されました。両側乳腺全切除手術で対応しました。摘出後の病理組織検査の結果は、「複合型乳腺癌」が2ヶ所、残りは「乳腺腺腫」と「乳腺良性混合腫瘍」でした。すべて脈管内浸潤は認められずサージカルマージンは明瞭とのことでした。無事元気に退院し、現在のところ再発もなく良好です。よかったね。

犬の前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2020/3/16(月)

当院では他院からのご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。

イヌの口腔内悪性黒色腫の手術(腫瘍外科)

2020/3/14(土)

右上顎の奥にできた腫瘍の摘出手術です。病理組織検査の結果は悪性黒色腫でした。この腫瘍は口腔内に発生した場合、転移も早く予後が悪いことが多いです。普段から口腔内をチェックすることが大切です。

犬の子宮蓄膿症の手術(外科)

2020/3/12(木)

子宮の中にバイ菌が感染し、膿がたまってしまう病気です。食欲・元気がない、膣から膿が出る、お水を飲む量が増加するなどで気がつかれることが多いようです。超音波検査で迅速に診断できます。治療には子宮と卵巣を摘出する手術が必要です。治療が遅れると、腎不全や敗血症、腹膜炎を起こす怖い病気ですので注意が必要です。写真のワンちゃんも無事元気に退院できました。よかったね。

犬の会陰ヘルニアの整復手術(外科)

2020/3/10(火)

5~6歳以上の去勢手術をしていないオス犬に多い病気ですが、メス犬や去勢した犬に起こることもあります。お尻の筋肉が萎縮した結果、筋肉の隙間から直腸や膀胱が皮膚の下にとびでてしまいます。これにより便が出にくくなったり膀胱炎になったりします。手術をすることで機能回復および今後の致死的な状況を回避することができます。当院では去勢手術→結腸固定→前立腺固定→骨盤隔膜構成筋の縫縮→内閉鎖筋フラップ→浅臀筋フラップの順で通常腹側・臀部左右両側同時に行います。また老化以外に、筋肉が萎縮する原因があったり、腹圧がかかる原因があったりする場合も多いので、再発防止のためそれらの診断・治療も重要です。今回のワンちゃんも無事手術も終わり元気に退院しました。よかったね。

犬の橈尺骨骨折の手術(整形外科)

2020/3/8(日)

左前腕骨折のパピヨンちゃんです。橈尺骨骨折は動物病院では一番よくある骨折だと思います。ロッキングプレートであるLCPのコンディラープレート1.5で対応しました。治りも順調で元気に帰りました。よかったね。

ハリネズミの体表腫瘍の摘出手術(エキゾチック)

2020/3/6(金)

左腕の腫瘍から出血しているとのことで来院されました。外科手術で摘出しました。病理組織検査の結果は「肉腫NOS」でした。無事元気に退院しました。よかったね。

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