やまと動物病院 > お知らせ

犬の鼻梁部毛包関連疾患に続発した炎症性疾患疑いのMRI検査

2025/9/25(木)

鼻梁部が腫れてきたワンちゃんが精査希望で来院されました。MRI検査および細胞診検査を行いました。検査の結果は「毛包関連疾患に続発した炎症性疾患を疑う」でした。その後お薬での治療となりました。

犬の肝細胞変性の検査(消化器外科)

2025/9/23(火)

子宮内膜炎の症状でワンちゃんの卵巣子宮摘出手術を行いました。以前から血液検査で肝臓数値の異常が認められていたため、同時に肝生検も行いました。病理組織検査の結果は「細胞変性(重度)」でした。病理コメント:グリソン鞘において、胆管が重度に拡張する。肝細胞は全体に重度に腫大し、細胞質が粗造。特にグリソン鞘周囲の領域において肝細胞の腫大が顕著に認められる。炎症所見は乏しい。→その後お薬での治療となりました。

イヌの膀胱結石の手術(泌尿器外科)

2025/9/21(日)

血尿・頻尿の症状で来院されました。レントゲン・エコー検査にて、膀胱内に結石を認め、手術による摘出となりました。無事手術も終わり元気に退院しました。その後は処方食にて再発もなく順調です。よかったね。

犬の黒色細胞腫の切除手術(腫瘍外科)

2025/9/19(金)

右目の瞼にできたデキモノを気にされて来院されました。切除手術を行い元気に退院しました。病理組織検査の結果は良性の「黒色細胞腫」でした。病理コメント:メラニン産生細胞に由来する腫瘍です。腫瘍細胞はやや高い細胞異型性を示しますが、高倍率10視野における核分裂数が3個を越えていないため良性と判断しました。切除マージンは確保されていますが、念のため今後の経過にはご注意ください。

犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術(整形外科)

2025/9/17(水)

小型犬にはとても多い病気です。膝のお皿が脱臼して足を痛がったり、つけなくなったりします。当院では症状(跛行、脚変形、疼痛)が持続する場合に手術をおすすめしています。手術方法は症状の程度や重症度(グレード)を総合的に判断して、内側解放、滑車溝造溝(トンネルリセッション他)、脛骨稜転移、関節包の調節・縫縮、ラテラルスーチャー他、複数の手技を組み合わせて行います。症例にあわせて複数ある手術方法を適切に組み合わせるのが大切です。今回のワンちゃんも元気に走れるようになりました。よかったね。

犬の特発性癲癇(てんかん)発作のMRI検査

2025/9/15(月)

けいれん発作が出るワンちゃんが来院されました。MRI検査では脳に構造上の異常を認めず、特発性てんかんとの診断でお薬での治療となりました。発作は現在のところ、お薬で良好にコントロールされています。

犬の中手骨骨折の整復手術(整形外科)

2025/9/13(土)

体重2.0kgのポメラニアンちゃんが左手の第2-5の中手骨骨折で来院されました。Dowel pinning法(ウルヴァリン:ただし、材質はステンレス鋼であり、アダマンチウムではありません)で対応しました。その後無事癒合し元気に走れるようになりました。よかったね。

猫の尿路閉塞における会陰尿道瘻形成手術(泌尿器外科)

2025/9/11(木)

オス猫さんで多い尿道閉塞に対する手術です。尿道閉塞は緊急的にはカテーテルで解除しますが、繰り返す場合に恒久的な解除方法としての手術をおすすめしています。古くから行われている尿道粘膜と皮膚を直接縫合するWilson法と、包皮粘膜を利用して尿道と粘膜を縫合する方法があります。前者の術式の場合、術後の合併症である造瘻部狭窄を起こすことがまれにあるため、それを防ぐためにあみ出されたのが後者の術式です。今回の猫さんも無事終了し退院後も順調に排尿するようになりました。よかったね。

フクロモモンガの去勢手術(エキゾチック)

2025/9/9(火)

フクロモモンガはつがいで飼育しているとどんどんふえてしまう、ということと、単独飼育ではストレスからの異常行動がでやすい、ということで去勢手術が推奨されています。手術は犬猫同様に全身麻酔で安全・丁寧に行います。今回の子も元気に退院しました。半日入院で帰れます。お電話にてご予約ください。

イヌの前十字靭帯断裂の整復手術(整形外科)

2025/9/7(日)

当院ではありがたいことに他院様からの多数のご紹介などもあり、前十字靭帯断裂の整復手術はとても多いです。体重・犬種にあわせて手術方法を選択しますが、実際に関節内部の壊れた半月板・靭帯の様子、骨の形状や膝蓋骨のバランスなどを観察しながら細かに術式を変化させていくと、術後の回復がとても良くなります。また、関節内部・周囲の構造を極力痛めない手術が良い結果につながりますので、手術時間を短くすることも大切です。今回の子も元気に歩いて退院していきました。よかったね。(ヒトの医学では、ハムストリング腱や骨付き膝蓋腱を用いて再建する自家腱移植が主流となっています)

診療案内

ご不明な点がございましたら診察時間内にお電話にてご相談ください。

  • 安東本院 TEL 054-246-7111 詳しくはこちら
  • 瀬名病院 TEL 054-265-6200 詳しくはこちら
  • 駒越病院 TEL 054-337-3210 詳しくはこちら
  • 静岡南 TEL 054-269-5555 詳しくはこちら
スタッフ募集

JARMeC 日本動物高度医療センター

日本動物高度医療センター
との連携について

当院は日本動物高度医療センターと連携をとっており 放射線治療など、より高度な治療を必要とする場合 連携して治療が受けられるようになっています。